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マツコちゃんとくわじま動物病院
僕がお世話になっているくわじま動物病院とそこの看板娘であるマツコちゃん(メス、推定年齢3歳)をご紹介します。マツコちゃんは小柄(体重3kg超)なニャンコですが、なかなか肝がすわった姉御肌的な気質の持ち主です。(マツコちゃん、頼りになるニャ〜 ガンバより)

撮影:副田道子さん
マツコちゃんは元々地域猫であり、病院近くの海老川沿いで猫のボランティアさんのお世話になっていました。しかし、生まれた時から前足が悪くびっこをひいており、くわじま動物病院へ何度か治療に訪れていましたが、その治療がかなり長引く上に治療費もかさむため、院長先生の申し出でマツコちゃんはくわじま動物病院へ引き取られました。かくして看板娘マツコちゃんの誕生となりました。
(マツコちゃん、すごい出世だニャ〜!僕も時々病院へ行くので、今後ともよろしくニャン!! ガンバより)

マツコちゃんの特技はねこパンチ、にんげんの大人は大好きだけど、猫と子供が大嫌いです。でも病院がオープンしている間は、不審なにんげんやどうぶつがいないかどうか、頼まれもしないのに病院内を巡回しています。マツコちゃんのお陰で、病院内はいつも平和でアットホームな雰囲気に包まれています。この度、マツコちゃんのこうした日頃のボランティア活動をたたえ、院長先生よりマツコちゃんに大きな「ふなっしー」のぬいぐるみがプレゼントされました。マツコちゃんは大喜びで、以前にも増して業務に励んでいます。

マツコちゃんのいるくわじま動物病院は歴史が長く、名実ともに優れた病院です。
先住猫のさっちゃんも昨年の12月に縁あってお世話になり、その後虹の橋を渡りました。その時飼い主たちが話していたのですが、さっちゃんの死体は1日以上経っても硬直せず、まるで生きているみたいだったそうです。「さっちゃん!」と呼べば「にゃ〜」と起きてくるような錯覚を覚えたとも言っていました。また、葬儀場で棺にさっちゃんを移し替える時、さっちゃんの死体を抱いた係りの方も、さっちゃんの体があまりにも柔らかいのでびっくりしていたそうです。にんげんの場合に、このようなことは聞いたことがあるけれども、実際に猫でこのような経験は皆初めてだったので、驚く以上に、さっちゃんは満足して虹の橋を渡っていったと直感し、安堵したそうです。
飼い猫といえどもいつかはお別れがきます。このようにもう助からないと判った時点で、安らかに息を引き取れるよう配慮してくださる先生はやはり名医です。猫の死に顔がすべてを物語っています。お寺のご住職も同じ意見だったそうです。
  
いま新たに飼い猫の病院を探していらっしゃる飼い主さん、あるいは飼い猫の病気治療で迷っていらっしゃる飼い主さんは、一度くわじま動物病院を訪ねられてはいかかでしょうか。「百聞は一見にしかず」です。同病院のホームページはこちらから!
(平成26年7月5日) | |